MONOCONに相談する前に知っておきたい5つのこと——料金・機密保持・既存取引先との関係

2026/04/18MONOCONガイド読了目安: 7
MONOCONに相談する前に知っておきたい5つのこと——料金・機密保持・既存取引先との関係

「MONOCONに相談してみたい。でも、フォームの送信ボタンの前で少し手が止まる」——そんなお気持ちの方が意外と多いことを、私たちも認識しています。

調達担当者の方が問い合わせを躊躇する理由は、サービスの中身がわからないからではなく、「相談することで発生するかもしれない不都合」への不安です。料金、図面情報の扱い、既存仕入先への影響、対応範囲の限界、問い合わせ後のやり取りの面倒さ——こうした疑問は、事前に明確にしておきたいものです。

本記事では、相談前によく寄せられる5つの疑問に、包み隠さずお答えします。結論から言えば、MONOCONへの相談は「送信ボタンを押しても損しない」仕組みになっています。その理由を具体的に説明します。

「相談したいけど、ちょっと不安」——問い合わせ直前の5つの疑問

問い合わせフォームを前にして、多くの調達担当者が抱える疑問は次の5つに集約されます。

  • 疑問①:料金は本当に無料?追加費用は発生しない?
  • 疑問②:図面を渡して、情報漏えいは大丈夫?
  • 疑問③:既存仕入先との関係はどうなる?切り替え前提と思われない?
  • 疑問④:自社の部品・業界に対応している?
  • 疑問⑤:問い合わせた後の流れが見えない。面倒なやり取りが続かないか?

以下、それぞれに具体的にお答えします。

疑問① 料金は?——見積もり・相談は無料、発注時のみ費用発生

MONOCONへの見積もり依頼・相談は無料です。見積もり内容を確認してから発注判断できます。見積もり回答した金額以外に、相談料・コンサル料などは発生しません。

ただし、以下のような例外・補足事項はあります。

  • 試作のみ・量産前提なしの場合は、最低見積もり価格が9万円となります(試作→量産を見据えたご相談は対象外)
  • 原則として、数年以内に年間取引100万円以上を目指す企業様への案件を対象としています
  • 発注した場合に発生するのは、部品の購入代金のみ(中間マージンの形ではなく、製造コストとしての対価)

「まず既存先の価格が妥当かを確認したい」という比較見積もりだけのご相談も歓迎しています。仮に採用に至らなくても、料金は発生しません。

MONOCONのサービス全体像については「調達のプロを、もう一人」——MONOCONが選ばれる理由と、はじめての使い方でも解説しています。

疑問② 図面を渡して大丈夫?——NDAと情報管理の実務

図面は企業の技術資産です。他社に共有することに慎重になるのは当然です。MONOCONでは以下の情報管理体制で対応しています。

秘密保持契約(NDA)を締結

お客様からのご希望があれば、初回のヒアリング段階で秘密保持契約を締結します。多くの案件でNDA締結後に詳細図面のやり取りを開始します。すでに社内でお使いのNDAひな形があれば、それを使用することも可能です。

共有範囲は必要最小限

図面情報は、見積もり回答に必要な範囲でのみ提携工場と共有します。全工場に図面をばら撒くような運用は行いません。グループ社内・パートナー工場を含めた情報管理体制を整えています。

既存取引先の情報も守秘対象

「現在どこに発注しているか」といった情報も、守秘義務の対象です。お客様の既存取引先のサプライチェーン構造は、MONOCON社内で無断で共有されることはありません。

不採用の場合は情報を破棄

見積もり提示後、ご発注に至らなかった場合は、お預かりした図面データは所定の手続きに従って削除します。無期限に保管することはありません。

疑問③ 既存仕入先との関係はどうなる?——並行OK、全量切替不要

これが最もご相談の多い疑問です。先に結論を言うと、MONOCONへの相談は「既存取引先の切り替え」を前提としていません

  • 1部品からのご相談OK(全量移管不要)
  • 比較見積もりだけのご相談も歓迎
  • 既存取引先と並行運用する調達体制の設計から相談可能
  • 既存取引先の存在を把握した上で、関係に配慮した提案を行います

「既存先には知られたくない」「関係を壊さず選択肢を広げたい」というお気持ちは、調達担当者の多くが抱えるものです。その前提で提案するのが、製造パートナー(コンシェルジュ型)の基本姿勢です。

既存仕入先との関係を壊さずに調達改善を進める方法は、仕入先は変えなくていい——「もう1社」持つという調達戦略で詳しく解説しています。また、商社経由の調達と製造パートナーの使い分けについては商社経由の調達、本当に最適ですか?——製造パートナーとの違いと使い分けをご参照ください。

疑問④ 対応範囲は?——金属・樹脂、試作〜量産、国内〜海外の対応実績

MONOCONの対応範囲を表にまとめます。

領域

対応範囲

材質

金属(鉄・ステンレス・アルミ・銅・チタン等)、樹脂、新素材

工法

切削、鍛造(冷間圧造含む)、ダイカスト、MIM、焼結、プレス、板金、射出成形 等

得意領域

締結部品(ねじ・ボルト・ナット等)、精密加工部品

ロットサイズ

試作(最低9万円)〜年間数十万個の量産まで

生産地

国内・海外(アジア:中国・ベトナム・タイ・インドネシア等、北米:アメリカ・メキシコ)20拠点以上

品質認証

ISO9001・ISO14001・IATF16949を取得した拠点でのご対応も可能

「自社の部品が対応範囲かわからない」という場合でも、まず図面や仕様書をお送りいただければ判断可能です。対応が難しい場合は、その理由と共に正直にお伝えします。

EC型調達サービス(CADDi・meviyなど)とMONOCONの使い分けについては、加工部品の調達、EC型 vs コンシェルジュ型——どちらを選ぶ?使い分けガイドをご参照ください。

疑問⑤ 問い合わせ後の流れは?——5ステップでわかる進行イメージ

問い合わせ後の流れは、標準的には次の5ステップです。

Step 1:お問い合わせフォーム送信(または電話)

お問い合わせフォームに、部品の概要・ロット数・目的を自由記述でお送りいただきます。図面がなくても「製品カテゴリだけ」「品番だけ」でもOKです。電話でのご相談も可能です。

Step 2:初回ヒアリング(オンライン or 対面)

ご担当者(技術者)が、目的・部品情報・ロット数・品質要件・納期のすり合わせを行います。約30〜60分程度で完了します。この段階では費用は発生しません。

Step 3:秘密保持契約の締結(必要に応じて)

詳細な図面のやり取りが必要な場合、この段階でNDAを締結します。お客様のNDAひな形を使うことも可能です。

Step 4:見積もり提示(通常1〜2週間)

提携工場との協議を経て、見積もりをご提示します。コスト削減提案や工法転換の提案がある場合は、この段階で一緒にお届けします。お急ぎの場合は事前にご相談ください。

Step 5:ご判断(発注 or 不採用)

見積もり内容を見て、ご発注か不採用かをお決めいただきます。不採用の場合でも料金は発生せず、お預かりした図面情報は所定の手続きに従って削除します。

MONOCONの利用フローの詳細は、ご利用の流れのページでもご確認いただけます。

「結局、まず何をすればいい?」——問い合わせの最小ステップ

「疑問は解消されたけれど、それでもフォームの最初の欄で手が止まる」という方に向けて、問い合わせの最小ステップをお伝えします。

必要な情報は、以下のうち1つだけでOKです

  • 図面(PDF・DXF・STEP・IGESなど)を1枚
  • 品番・製品名
  • 製品の写真
  • 「こんな部品を作りたい」という文章だけ

フォームの自由記述欄に書く内容

「詳細は打ち合わせで話したい」という場合でも、フォームの自由記述欄に以下のいずれかを1行書くだけで十分です。

  • 「比較見積もりだけ希望します」
  • 「現在の仕入先の価格が妥当か確認したい」
  • 「工法転換で安くなるか相談したい」
  • 「海外調達の可能性を探りたい」

それ以上の情報は、初回ヒアリングで一緒に整理していきます。最初から完璧な情報を揃える必要はありません

MONOCONの一般的なFAQはよくある質問のページでもご確認いただけます。

まとめ——「相談しても損しない」仕組みになっています

  • 見積もり・相談は無料(例外:試作のみの場合は最低9万円)
  • NDA締結・情報の最小共有・既存先情報の守秘・不採用時の破棄まで、情報管理体制は整備済み
  • 既存仕入先との関係を壊さない「並行」前提の調達支援が基本姿勢
  • 金属・樹脂、試作〜量産、国内〜海外、品質認証取得拠点まで、対応範囲は広い
  • 問い合わせ後は5ステップで進行。不採用時も費用は発生しない

「フォームを送信することでリスクが発生する」——この考え方の逆で、相談して情報を得ることで、調達判断の選択肢が増えると捉えていただければと思います。

図面1枚・1行の文章からで大丈夫です

MONOCON(モノコン)への問い合わせは、必要な情報も、最初のご質問内容も、最小限からで大丈夫です。

  • 見積もり・相談は無料(例外:量産前提でない試作のみの場合は最低9万円)
  • NDA締結・情報管理体制を整備:図面情報を慎重に取り扱います
  • 既存取引先との関係を尊重:全量切替を前提としない「並行」スタンスです
  • 1部品・1行の文章から:最初から完璧な情報を揃える必要はありません

「まず比較見積もりだけ取ってみたい」——そんな小さな一歩が、調達改善の入り口になります。

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